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「君の名は。」展に行ってきました

2016.10.23 20:13|新着 このエントリーをはてなブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク

2016-10-23 11-16-54

長野県小海町にある小海町高原美術館にて本日より12月25日までの約2ヶ月間、「君の名は。」展が開催されています。
なぜこんな田舎で行われるか判らない方の為に一応補足しますと新海監督は小海町出身の方で過去同美術館で「新海誠展」を催されていたりと縁の深い場所です。


私も実は昨日実家で親とローカルのニュース番組で内覧会のニュースを見て初めて知ったクチなのですが本日実家から松本に帰るだけしか用事が無かったのでせっかくという事で行ってきました。
実家の長野市から美術館まで高速道路込で1時間半の行程。松本から行ってもやっぱり1時間半(山越え込)のそこそこ遠方に当たるところです。

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佐久や蓼科等は白樺が有名ですがこの美術館も見事な白樺が植えられておりとても爽やかな場所です。
立地が高所(標高1500Mだそうです)ということも要因ですね。

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自然的な入り口前に比べ無機質感の主張が凄い入口。こういうコンクリの閉鎖感は大好物なので撮りました。えぇ撮りましたとも

館内は当然撮影禁止ということで写真はありません。簡単ですが展示物の感想を

まず始めに目についたのは企画書と思われる内容説明とイメージボード。
完成品とほぼおなじストーリーとでした。ストーリーの他に前段階として「男女入れ替わり」ものに関する作品性についての語りがあり古典から最新のものまで作品名を上げつつ現在でもティーンエイジにたいしてこのアプローチは共感を呼ぶと書かれていました。
個人的には惡の華で有名な押見修造先生の作品「ぼくは麻理のなか」を例に上げ一つの題材に対しても様々なアプローチがあることを訴えていた下りは印象に残っています。
また、イメージボードの1枚が、これは2枚のボードを1枚にまとめてあるせいかと思いますが瀧がトイレから出てきたら三葉が胸を揉んでいる絵に見て笑えました。

次は様々なコンテ。
丁寧なコンテが飾られる中、ボードの間間にコンテをビデオ化したVコンテと呼ばれるものがテレビで映し出されていました。
コンテを見ながらVコンテを見るとどういう流れになっているかよく分かる仕組みです。またコンテ内指示の所々に「Vコンテ参照」と書かれていたので実際にスタッフがVコンテを参考に動画づくりをしていたんだなとも分かり資料集だけでは分からない作品展ならではの展示でした。
ツイッター等他の方も言っておられますがコンテの説明に「胸を揉む」だの「胸が大きく揺れる」だの書いてあるやつをわざわざ展示物にする辺りは分かっているなと思う次第。

続いてはキャラクターデザイン資料
私はキャラクターデザイナーの田中将賀さんが好きで、彼の生原画を見に来たと行っても過言ではありませんがOPの修正画線画とか結構展示されていて幸せでした。
メインキャラクターは田中さんですがジブリスタジオにいた安藤雅司さんもキャラクターデザインをされていて三葉の同級生はもろジブリキャラという感じですね。あらためてキャラ表を見ると都心と地方とでのデザインの描き分けがきちんとされているのに感心します。
描き分けと言えば表情イラストのボードでは中が瀧の三葉やその逆の時の表情や全身図もあって細かいところで違いを確認できました。
色指定のボードも何枚かあり明るさに応じて大きく分けて3種類に別れている色指定はなかなかに興味深かったです。

部屋が変わって背景や建物のデザイン。
あたりまえですが事細かくデザインがされていて如何に設定の作業が膨大かつ緻密なものか分る資料満載でした。
糸守町の設定デザインは舞台探訪クラスタとしては特に興味深かったですね。

隣の部屋は糸守町と東京に分かれた背景イラスト展示。
糸守町が瀧とミキがデートをしたときに行った岐阜の展示展の並びと一緒というあたりは洒落っ気がありました。
作中でも凄いと思ってみていましたが改めて背景ボードを見ると凄まじい書き込みにビックリします。

最後はRADWIMPSの各曲の歌詞がでっかく飾られていたり新海監督の過去作の紹介だったり・・・あ、一つ面白かったのは口噛み酒の儀式で踊っていた舞の実写がVコンテであったことでしょうか。振り付けをされた中村壱太郎さんが実際に舞を踊っているビデオで通常コンテにはコンテ絵と舞っている写真が合成されていて面白かったですね。

全体的に君の名は。を見に行った人なら楽しめる展示だったと思います。来ている方も年齢や男女比を見ても偏りがなく幅広い人が作品に触れているんだなぁと実感しました。
そう言えば高齢のご老人4人組が熱心に企画書を見てらっしゃいましたが・・・新海監督と縁のある方たちかな?

入り口付近で監督のインタビュー映像などを流しているシアターがありましたがそちらはスルーで。

見終わってちょっと周りをブラブラと散策

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流石高原。非常に気持ちのよい風景でした。もうちょっと秋づいてくれば素敵な風景が切り取れそうです。

帰り際、新海監督がインタビューで糸守湖の原風景とされていたという松原湖によってきました。
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ごく普通の湖ではあるのですがなるほど湖の半分が山に覆われているあたりは面影があるのかなど行ってみて感じた松原湖。

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夏はボートなどを使ってレジャーに勤しむ観光客等で賑わうんでしょうね。

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紅葉時期に行きたい(でも遠くて行けない)

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湖は一周できるようになっていてくるっと散歩をしました。
途中謎の御柱を発見。

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放置された白鳥が物悲しかったです。

紅葉のめっかでもあるようなので1ヶ月後に行けばなかなかの紅葉が楽しめそうです。

ということで「君の名は。」展に訪れた感想+αでした。
ちょっと遠いですが行けない距離でも無いのでみんな頑張って!


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